☆☆【 3月のお味噌汁 ポイント 】（2016年 第5回）
芽吹きの季節、身体も代謝が活発になりその働きを調整する肝臓を整えることが大切。
また冬の間に貯まった老廃物が外へ出ようとして肌荒れやアレルギーなど不調が出やすい季節。
気や血の巡りを良くし、身体も心ものびやかに。
☆お味噌汁の具材にはこんな効果が☆
◇菜の花：冬の間に体内に貯まった老廃物を排出し炎症を鎮める。ビタミンC、葉酸も豊富に含む。芽吹き野菜独特のほろ苦さが味噌や油と良く合う。（ふきのとう、独活）
◇玉葱：気の巡りを良くする。（クレソン、セロリ）
◇豚肉、人参：肝臓の働きを整える。（小松菜、イカ）
◆◆【材料（4人分）】◆◆
※一晩おくもの
豚肉（切り落とし） 100g
ヨーグルト 大１
味噌 大1/2
みりん 小1/2
水 800cc
昆布 10cm角1枚
いりこ 8g程
※その他食材
新玉葱 １個
人参 ５cm
菜の花 １把
味噌50g～
ナンプラー 数滴
◆◆【 作り方 】◆◆
◇1) 豚肉のヨーグルト味噌漬け、いりこ出汁を準備する。豚肉はヨーグルト・味噌・みりんを合わせたものに漬ける。いりこ出汁は水に昆布・いりこを加える。それぞれ冷蔵庫で一晩置く。
◇2)人参は5mmのいちょう切り、もしくは半月切り。新玉葱は端から薄切り、菜の花は軸の固い部分は折り、適宜食べやすい大きさに切る。
◇3)いりこ出汁に人参を入れて強火にかける。沸いたら新玉葱を加え火が通るまで煮る。豚肉を加えあくをとり、菜の花を入れて２～３分煮る。味噌を溶き入れ（薄味にする）ナンプラーを少々加える。
※補足：ヨーグルト味噌に漬けた豚肉は柔らかく、加熱して冷めても固くなりづらいのでお弁当にもお薦めです！
いりこ出汁は水出しがポイント。ナンプラーとの相性も良く、味わいに深みが出ます。