☆☆【 1月のお味噌汁 ポイント 】(2017年 第15回)
本格的に寒くなる季節。温かい室内でも、身体の中は冷えたままということも。1日のスタートとなる朝、消化が良く温まる汁物をいただくことがいつにも増して有効です。食材は、寒さに弱い腎臓を補う黒いものを積極的にとりましょう。
☆お味噌汁の具材にはこんな効果が☆
腎臓は「生命力の貯蔵庫」水分代謝・ホルモン・生殖器・免疫を司る。
また、熱を生み出す筋肉の元になる、良質のタンパク質を補うことも大切です。
白菜は蒸し煮にすることで、じんわりと旨みを引き出します。
白菜:むくみ防止、便秘解消
干し椎茸:腎臓を補う、免疫UP。 冷蔵庫でじっくり戻すのがベスト
テンペ:イソフラボン豊富、便秘解消、抗酸化作用、 発酵食だが匂いなどがない
◆◆【材料(4人分)】◆◆
白菜 3枚程(適宜)
大根 4cm
人参 4cm
テンペ 100g程
干し椎茸 2枚(適宜) ※戻すと5倍
水 600cc(3カップ)
煮干 10g程
昆布 10cm角
味噌 大3~
◆◆【 作り方 】◆◆
1.)干し椎茸は水につけて冷蔵庫で1日置いて戻し、薄切り。
※戻し汁は捨てない 煮干と昆布は分量の水に一晩つけておく。(水出汁)
2.) 大根、人参は4mmいちょう切り。白菜は芯と葉に分けて、
繊維を断つように端から4cm程の薄切りにする。
3.)鍋に、人参・大根・干し椎茸・白菜の芯・葉・テンペの順に重ねて入れる。
水出汁200ccと戻し汁100ccを加え蓋をし火にかける。強火→沸いたら弱火。
4.)全体的にしんなりとしたら、残りの水出汁を加える(白菜から出た水分で加減)。
再度沸騰して野菜に火が通ったら、味を見て味噌を溶き入れる。