胡瓜と仙台麩 薬味香るお味噌汁

☆☆【 5月のお味噌汁 ポイント 】(2016年 第7回)

初夏の薬膳。梅雨をひかえ、体内にこもりがちな湿気を排 出する食材、弱りがちな脾臓(消化器系)を補う食材を採りましょう!
 
 
☆お味噌汁の具材にはこんな効果が☆
 ◇胡瓜 利尿作用。(とうもろこし、そら豆、豆類)
 ◇しめじ 腸の働きを整え代謝促進、余分な水分が溜まら ないようにする。
 ◇大葉、茗荷(香り食材)香りで水分代謝を促進、食欲増 進。茗荷の辛味は身体を温め、血を巡らせる。
 
◆【レシピ ポイント】

・胡瓜は炒めることで青臭さがなくなります。 もう一手間、種をとると口当たりがよくなります。

・仙台麩はスライス済みのものも売っています。

 ・大葉は包丁よりも軸を持ってハサミでザクザクと切った 方が香りがたちます。薬味の量はお好みで。

 
 
◆◆【材料(4人分)】◆◆ 
 胡瓜     1本
 しめじ    1P(200g)
 仙台麩    1cmスライス8枚
 大葉     4枚 
 茗荷     1個 
 太白胡麻油  少々
 出汁     600cc 
 味噌     適量 
 
◆◆【 作り方 】◆◆ 
◇1) 胡瓜はピーラーで皮を縞目に剥いて小口切り、しめじは 石づきを除き小房に分ける。茗荷は小口切り。仙台麸は 1cmにスライスする。  
◇2) 鍋に太白胡麻油を少々入れて火にかけ、胡瓜を炒める。 しんなりとしたら出汁を加え、しめじ、仙台麸を加える。
◇3) 沸騰したら仙台麸がしんなりとするまで煮る。
◇4)いったん火を止め味噌を溶き入れ、味をみて調整する。
◇5)大葉を調理バサミで刻み、茗荷と共に頂く時にお好みで 加える。